NANO-MUGEN FES前夜、Tシャツの替えを持ってー、タオル持ってー、
うーん、リストバンドはどっちにつけるー、前髪はどちらに流すー、
山さんは今頃寝てるのかなー、横浜っていったら崎陽軒だよなー、
それからそれからー・・・・と今年第一弾FESを前に
脳の中枢神経が何経路かプッツン状態で準備をしていたら
体がフィーバータイムに突入してしまい、あそーれワッショイワッショイ!
と右に左に舞い上がっていたらAM3時になっていた。
バカだなー自分。と横になり目を瞑って開けたらもう朝だった。
しかし睡眠不足とは裏腹に体は早くも音を欲しはじめたので準備を開始。
うちの奥さんを定刻に起こす。
ちなみに奥さん、朝が最上級に弱いのでリョウはいつも以下のように起こす。
「はい。伸びてくださーい。」奥さんぐぐぐと体を伸ばす。
「はい次。メガネ装着ー。」寝ている奥さんにメガネを装着させる。
「はい。携帯電話ー。」この掛け声でいつも右手で頂戴としてくるので携帯を載せる。
「はい体起こしまーす。」だらーんとした奥さんを抱えて起こす。
こうやっていつも全自動で起きる奥さん。ハイテクだぜ。

AM13時。横浜アリーナ到着。
とりあえず奥さんと記念撮影でもと思い写真を撮る。

いやいやいや、もっとNANO-MUGEN!!って感じの写真を撮ろうよ!という
ツッコミは受け付けません。もう余裕が無かったと思われる。
この写真では横浜アリーナなのかも怪しいところ。
長蛇の列の果て、無事に入場。まずはクロークに荷物を預け、フードエリアへ。
>なんか凄く予算の少ない結婚式場のようにテーブルと椅子が並んでおりますが、
>特に新郎新婦入場のようなイベントはありません。
とゴッチが
日記に書いてくれていたが、まさにそんな感じ。
無理矢理感が逆にフレンドリーに思える空間だった。ビールを購入。
グビビビビームと泡麦酒を胃に注ぎ込み奥さんといざスタンディングソーンへ。
◆
SPARTA LOCALS
まさにロックとハニーはライブだった。
激しく突き上げるサウンドではないのに体が自然にPOPに跳ね上がる。
リョウは正直NANOコンピアルバムを初試聴した時の当該アーティストの評価は
一番低いものであった。でもね、ヘビロテしてるうちにグングン彼らの音調に
引き寄せられていったって感じ。 そして生で体感して本物だと確信した。
TOPバッターとして会場にロックという名の火を点火してくれた彼らに
本日第一発目の「ありがとう!」
◆
FARRAH
今年のFESの特徴の1つ、1フロア内に対面した形の2ステージ制。
FESが始まる前はどんな形になるのか、興味よりも不安の方が大きかったが
なかなか利にかなったシステムだ。2ステージによって片面のライブ中に
もう片面が次のステージのセッティングができる為、アーティストとアーティストの
間の時間差が少なく、約15分後には逆ステージでライブが始まる。
体を回転させればまた至福の音が鳴り響く。
嗚呼、永遠にループ&ループしていたいなーと中央に吊られている大型ビジョンを
眺めながら浸っていると
「足が痛いです。」と額にマジックで書いたような顔で奥さんがこっちを見ている。
まだ序盤だよー。エルレを見たら休憩しようねー。フードエリアで何か食べようねー。
と励ました結果、食べ物でメンタル面を持ち直した奥さん。けな気である。
あっ、FARRAH。すっごい日本人に対して愛着を持ってステージに立ってくれてる
場面が多々あって、スッゴイ音と供に好印象バンドであった。
言葉は通じずとも音は国境を越える。
本日第二発目の「ありがとう!」
◆
ELLEGARDEN
エルレだエルレ!
先程も触れた2ステージ制。人の入替等に多少不備があったようだが、
リョウの視界の範囲では問題無しなレベルだったと思う。
ブロックごとの通路は狭いが、そんなに押されたり死にそうな思いはしなかった。
エルレは右最前ブロックへ。
他のサイトさんでも口を揃えて伝えているのが細美氏の暖かいMC。
「すごいよなー。ほんとすごいよー。」
「アジカンってほんと普通なんだよー。でもこんなに人が集まってさー。」
「こんだけの人が集まれば何か変えれると思う。」
そんなアツイMCとNAMIDAを残してくれた細美氏率いるエルレ。
本日ここまでの一番の盛り上がり。嗚呼、最高だぜライブー!
本日第三発目の「ありがとう!」
汗だっくんになったところで休憩タイム。
FESの良いところは自分のペースで音楽を楽しめるところだ。
約7時間の長丁場。最初っから最後まで音を楽しむも良し。
多彩なフードエリアや会場の雰囲気を楽しむも良し。
あのTシャツ去年のROCK IN JAPAN FESのだねー!あれRIPのタオルだー!
と勝手にファッションチェックを楽しむも良し。
◆
INDUSTRIAL SALT
ビールとたこ焼きを囲んで休憩中につき、会場内のモニターで見る。
しかし山ちゃん&キヨシくんのMCは聴けず。無念。
リョウは今回のFES前にこんな
企画記事をUPしていた。
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企画タイトル:【NANO-MUGEN 七夕後夜祭 ~右手の人差し指を探せ~】
企画内容
NANO-MUGEN FESに参戦する際に、
右手の人差し指にばんそうこうを貼って参戦してください。
何万人という音楽好きな方が会場に足を運ばれる訳ですが
その中で「あっ!あの人ばんそうこうしてるー!」といった
「フェス+遊び心を!」的な七夕後夜祭企画です。
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いつもうちに遊びに来てくれる、ゆきさん、minaさん、すぴか嬢の3人が
快く参加しまーす!とコメントをくれていた。
人生イチドッキリ!を支えてくれているといっても過言ではないお三方^∀^
本当にありがとう!ここで御礼を言わせて頂きます。
その他、企画を読んで参加してくださった何人かの方々、
重ねてありがとうございました!
まぁ結果的には逢うことはできなかった
いや、
それは奥さんがトイレから帰ってくるのをINDUSTRIAL SALTをモニターで
眺めながら床に座っている時のことだった。
何かを感じて後ろを振り返った。
左手にはばんそうこうならぬ包帯で腕を吊っている女の子が男性と一緒に
リョウの後ろを通り過ぎようとしている。
腕を吊っている・・・かぁ・・・・
リョウはその初めて顔を見た女の子の目を見つめ続けた。その間1秒弱。
女の子も目線を外さないリョウを不思議そうに見ている。その間1秒弱。
そしてリョウはなんの確信も無いまま、右手のばんそうこうをその子に掲げた。
すごい長い時間に感じられた。
周りの音が無音。心臓の音だけが耳の裏側で鳴っている。
婚約会見でよく指輪見せるように指を真っ直ぐした形でその子に向ける。
周りからみたら何やってんだ?って話だ。
するとその子の顔がみるみる笑顔になっていく。
奇跡は起きた。
まさか逢えるとは正直思ってなかった。
無理にも程があると、奥さんと巻いたばんそうこうを会場内で見ては思っていた。
直後、奥さんもトイレから帰ってきて
「あー!逢えたんだー!」と驚いてリョウに聞いてくる。
「ほんと逢えたねー!」とはしゃぐ側ら、実際いろいろ話したいことは山ほどあるのに
口にでてくるのは
「うんうん逢えた逢えたー!」の言葉だけ。
いやほんとビックリしたんで言葉にならなかった。
あれよこれよとしてる間にではまたブログでお話しようね!と
彼女はまた会場内の人の渦に消えていってしまった。
すぴか嬢。一瞬でしたが逢えて嬉しかったです。
奇跡っていうものを大好きな音の空間内で体感できたリョウは幸せものです^∀^
本日第四発目の「ありがとう!」
◆
DOGS DIE IN HOT CARS
ライブの途中でスタンディングゾーンに復帰。
リョウはXTC直系と言われる彼らのコンピ収録曲がそんなに好きではなかった。
しかーしその感情は見事に覆った。奥さんも彼らに大興奮。お気に召されたようだ。
奥さんの勢いに誘われてリョウも彼らが好きになった。
キーボードが絶妙に調和の中に溶け込んでくる。ナイスなスパイス的役割。
奥さんの嬉しそうな顔に
本日第五発目の「ありがとう!」
◆
STRAIGHTENER
皆さんはどうやって発音しますか?
①ストレ↑イ↓テナー
②ストレイテ↑ナー
③ストレイテナ↑ー
いや、先週スペシャのゴゴイチにTHE PREDATORSがゲスト出演した時の
お話なのだが、さわおさんは②のストレイテ↑ナー
ちなみにリョウも②のストレイテ↑ナーと発音していた。
でもJIROくんはいつも①のストレ↑イ↓テナーと発音するらしい。
出身が北海道だからってバカにするなとJIROくんがはしゃいでたが
さわおさんも山さんも北海道出身(笑)。
実際事務所の見解によるとJIROくんのストレ↑イ↓テナーが正式な発音らしい。
驚きだ。 でもカリスマVJ山ちゃんはこうなったらストレイテナ↑↑ーと呼びましょうと
納得のいかないご様子。って話が脱線してしまった。
テナー。本当最近ではTHE PREDATORSを見ても思うのだが
3ピースバンドというスタイルを逆手にとって強味として展開できている
No1バンドだとライブで再認識したストレイテナ↑↑ー。アツかった。
シンペイさん、最後ドラムの上で仁王立ちでガッツポーズ!
何万人のオーディエンスもそれにつられガッツポーズ!
ヤバイ。テナ↑↑ーに本日第六発目の「ありがとう!」
◆
ASH
Ashの次はいよいよ我らがアジカンってこともあり、逆ステージに
人が集まってしまっていたらしい。リョウはど真ん中にいたのでわからなかった。
そこにゴッチがAshステージに登場。
「みんな次はASHだぜぇーもっと前で見ようぜー!!」
ゴッチはきっと一日中気を使いっぱなしで頑張ってたんだろうなー、
絶対にNANO-MUGEN FESを成功させる!という強い意思を
大きなステージにたつ、小さな体から感じられた。
その勢いもあり、Ashは大盛況!というかゴッチの前説がなくても彼らの音は
オーディエンスを完全に魅了するものであったに違いない。
完成した音楽。どこをとっても安定感のあるバンドサウンドだった。
他のアーティストも素晴らしかったがAshはその上をいっていた。
洋楽に疎いリョウにもわかるんだ。相当スゴイってことになる。
UKロックの良さを始めて体感しました。本日第七発目の「ありがとう!」
◆
ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカンがスタートする直前には、どこを見ても余裕なスペースが無くなっていた。
客電が落ち、オープニングSEと供にアジカン登場。
会場の屋根が吹っ飛ぶんじゃなかろうかと心配するほどの一体感。素晴らしい。
アジカンの時は本当に無心で前方のステージ目掛けて体を預けていたので
何がよかったとかこの曲はどうだとか、そんな次元は超越していた。
期待をしすぎるうちらを裏切らず期待に応えてくれるアジカン。
これからも期待ばかりしてしまうでしょうが、
どうか体を張って思いを受けとめ続けてください。
予想を遥か彼方に越えたFESでした。本日第八発目の「ありがとう!」
拝啓アジカン殿
来年は
Fle@Domにもオファーが来ると風の噂でお聞きしました。
タキシード着てお待ち申しております。期待を裏切らないでください。(それは無理)
最後に一緒にライブを楽しんでくれた奥さんと素敵なFESを一生懸命
手掛けてくれたスタッフの皆さん、そしてアーティストの皆様に向けて
本日最後の
「ありがとう!」
※7.12追記※
右手の人差し指企画に参加してくれたminaさん同様、
大阪方面から参戦の睦月さんも指にばんそうこう巻いてくれてました!
逢える逢えないではなく、巻いて参戦してくれたこと、そして一緒に最高の音楽を
体感できたことにリョウは非常に感激しております^∀^
本当にありがとうございました!
「や」は山本直哉先生。「ゆ」は・・・?
■ゴッチ語録予想は
こちらから
来年は野外でNANO-MUGEN FESを!
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