6月6日
リョウのこれまでの人生において、
本当の意味で友達と呼べるのは2人しかいない。

1人は東京でのリョウを一番理解してくれているFle@Domバンマス藤乙。
もう1人は故郷静岡でのリョウを一番理解してくれているマンタだ。

この2人にだけは飾ることなく素の自分でいられる。
そして彼らもそうであると信じている。

前者の藤乙とはこれからの一度きりの人生を今まで同様
いろいろなことにチャレンジしていける良いパートナーであり続けてくれるだろう。

後者のマンタとは
もう逢えないのかもしれない。

地元静岡にいたころは家も近く、思い出の中に必ずマンタが隣にいた。
高校を卒業して互いに静岡を離れてからも
マンタとだけは頻繁に連絡を取りあっていた。
今現在、奥さんと楽しく生活できているのも
マンタと藤乙の力無くしては無かったのかもしれない。

そんなマンタと最後に逢ったのは昨年の丁度この時期。
高校の同級生の結婚式だった。まさかそれを最後に連絡が取れなくなるなんて
考えもしていなかったリョウを含めた親友は朝まで懐かしい思い出を語り合った。

そう。今、マンタは何処で何をしているのかわからないのだ。

結婚式後も用といった用はないがマンタには電話なり、メールを入れ続けてきた。
しかし返事が返ってこない。最初は仕事等で忙しいのだろうと思っていたが
半年後の年末になってもマンタからの応答は無かった。

毎年元旦の夜、リョウは静岡に帰り地元の友達である
よっくん、けんぼー、おーえちゃん、マンタと駅前の村さ来に集合している。
もうこれは恒例になっており、連絡をしなくても村さ来にいけば逢えるといった感じ。
しかし毎年リョウが一応皆に事前に連絡を入れている。
よっくんに連絡を入れると携帯電話から
「お客様の都合により現在お繋ぎすることはできません。」と機械ガールが返答。
実家に電話するとよっくんのお父さんが
「あのバカまた電話止められたなー。いつものとこでしょ?言っておくよ。」
・・・・
相変わらずだ。と思いつつけんぼー、おーえちゃんにも連絡を入れ
マンタにもいつもと変わらず携帯に連絡を入れてみたが5コール後に
「只今留守にしております。ご用件のあるお客様はメッセージをどうぞ ピー」
いつものマンタを遮る機械ガールの声。
留守ならいい。生きていればいい。ご用件は山ほどあるが無事であればいい。
と毎回ピー音の後に数秒の沈黙と共に心に念じて切断ボタンを押す。

実家に帰省している時はこうやって連絡が取れないと実家に電話を入れてみる。
昔は携帯など無く、遊びの誘いの電話も家電頼みだったよな、と懐かしく思う。
実際この歳になって友達の家電に電話をすると
「あらリョウくん。久しぶり~。元気にしてた~?声が大人になったねー。」
等と相手のお母さんと話が弾み、そのまま用件を忘れて電話を切ろうとしてしまう。
しかし今回の電話は毎年の電話とはちょっと重みが違う。
半年も連絡がとれてないのだから・・・

リョウ:「あのー、○○○○くんもう帰ってきてますかー?」

マンタ母:「○○○○はまだ帰ってきてないけど帰ってくると思うよー。
携帯に連絡してもらえば繋がると思うよ~。」

リョウ:「いや・・・実は、 何回も連絡してるんですが連絡が取れなくて・・・」
マンタ母:「ええ??やだ○○○○ったら。 しっかりこっちからも言っとくわね!」

リョウ:「ということはまだ名古屋に住んでるんですよね?」
マンタ母:「うん。変わってないわよ。」


~~
とりあえず無事なようだ。
張り詰めていた体が急にするめのように柔らかくなるのを感じながら連絡を待った。

しかしリョウの携帯は2005年を迎えても
「マンタ 携帯」という着信を拾うことができなかった。
このままではと思い、元旦に実家に再度電話をしてみた。

マンタ母:「あら。リョウくん。」

明らかに前回に比べてトーンが落ちているように感じたのは気のせいなのか。

マンタ母:「○○○○ねー。
風邪を引いちゃったみたいで今年は帰ってこれないって・・・」

一瞬にしてまた体に鎖が絡んでいくのを感じた。
親にも話せない何かがあったのか?
それともマンタの母さんも口裏を合わせているのか?
考えてもキリがない。最大の接触チャンスも逃してしまった。
マンタ事情を親友に話したが、皆思い当たる点が無いという。というか
リョウがそんな状態なら俺らには判る訳がないと皆口を一緒にして言い放った。
今年の村さ来にはいつもの活気は無く、日付を変更するころには解散した。

この連絡を取れない間、連絡を取れないからといって何もしていない訳ではない。
旧友やネットでマンタと関わりのある人を探せるだけ探した。
どれも突破口となるものはなかったのだが探してみるものだ。

リョウとまったく同じ気持ちで
マンタを探している人とコンタクトをとることができたのだ。

それは前にマンタから名古屋のフットサルチームに所属していると
言っていたのを思い出しネットを検索したところ、
そんなに手間をとらずマンタのチームを発見できた。
そこで掲示板に失礼させて頂き、マンタの行方をお聞きしてみた。

数日後・・・

「こんにちわ。○○○代表の○○○○です。
先日は掲示板への書き込み、ありがとうございました。
さて、早速なのですがマンタの件、
私も連絡が取れずに困っていたところです。
何か情報が入り次第こちらからも早急に連絡させて頂きます。」

結果的にはマンタにはたどり着くことはできなかったが
リョウと同じ目的を持った心強い助っ人の登場に嬉しくもあり少し安堵した。

今では○○○○さんとは頻繁に連絡をとるようになった。
お互いサッカーが好きだったということと、いつの日かマンタを囲んで
昔のように笑いあいたいという不思議な共通点があるから・・・
送信日時:05/05/11 23:18
To:マンタ
Sub:マンタ元気か?

リョウです。何があったってマンタはマンタだし、
別に俺は何があったか問わないので返事してくれるとありがたい。
マンタの場合、俺にとっては特別な親友なので。
ちなみに○○○○さんも心配してるぞー(^ 0 ^)

From:リョウ


送信日時:05/06/06 16:19
To:マンタ
Sub:マンター(^O^)

誕生日おめでとう(^O^)
うちらもけっこう歳になってきたねぇ汗
まぁマンタにとって良い1年になるよう東京から祈ってます!

From:リョウ

マンタ、誕生日おめでとう!
そしてこれからもよろしく親友!

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by ilmari0220 | 2005-06-07 14:37 | 日記
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